歴代ノーベル物理学賞受賞者の数秘術検証
この検証結果を公表するにあたり、以下にその注意点を記す。
今回は生年月日データのみ参照している。何故ならば氏名データの場合、検証の統一性を果たす為ラテンアルファベットへの変換が必要になるが、綴り方が複数あるケースも存在し統一性の担保が難しい為である。
また今回の検証では如何せん調査母数が少ない為、あくまで参考程度の検証となる。
今回算出したのは、基本数・日数・年数・発生月・月日数・西暦下一桁数の計6種類と各項目の奇数偶数比、更に基本数・日数・年数・月日数の合算値(4種平均値)。
月数で無く生まれ月(1〜12月)を採用している理由は、月数(1〜9)だと1〜3のみ過頻出となり統計上のバランスが乱れるからである。
【歴代ノーベル物理学賞受賞者の数秘術検証】 (1901〜2010、計188名。複数回受賞者1名含む)
【データ解析】 ※下記表中記号…☆:最大 ★:次点 ▼:最小
■基本数(生年月日の単数変換) ※平均値…20.89人
1:18人▼ 2:18人▼ 3:28人☆ 4:18人▼ 5:22人 6:19人 7:23人 8:24人★ 9:18人▼
「3」が平均値を大きく上回った。極端に少ない数字は見当たらず。
■基本数の奇数偶数別 ※奇数標準値…104.4人 ※偶数標準値…83.6人
奇数:109人 偶数: 79人
奇数が若干標準値を上回った。
■日数(生日を単数変換・計算上1〜4が多くなるので注意)
1(1・10・19・28日):30人☆(平均値:24.7人) 2(2・11・20・29日):20人 ( 同 :24.3人) 3(3・12・21・30日):21人 ( 同 :24.2人) 4(4・13・22・31日):21人 ( 同 :22.1人) 5(5・14・23日) :21人 ( 同 :18.5人) 6(6・15・24日) :20人 ( 同 :18.5人) 7(7・16・25日) :22人★( 同 :18.5人) 8(8・17・26日) :15人▼( 同 :18.5人) 9(9・18・27日) :18人 ( 同 :18.5人) ※上記平均値は閏年も考慮
「1」の頻出が目立つ。基本数とは一転「8」が最小となった。
■日数の奇数偶数別 ※奇数標準値…104.5人 ※偶数標準値…83.6人
奇数:112人 偶数: 76人
奇数が大幅に上回った。
■年数(生年を単数変換) ※平均値…20.89人
1:22人 2:19人 3:17人 4:19人 5:26人★ 6:22人 7:30人☆ 8:16人▼ 9:17人
「7」「5」の頻出が目立つ。 日数に続いてここでも「8」が最小となった。
■年数の奇数偶数別 ※奇数標準値…104.4人 ※偶数標準値…83.6人
奇数:112人 偶数: 76人
ここでも奇数が偶数を大幅に上回った。
■生まれ月
1月:12人▼(平均値:16.0人) 2月:14人 ( 同 :14.6人) 3月:18人☆( 同 :16.0人) 4月:13人 ( 同 :15.5人) 5月:17人★( 同 :16.0人) 6月:16人 ( 同 :15.5人) 7月:18人☆( 同 :16.0人) 8月:18人☆( 同 :16.0人) 9月:16人 ( 同 :15.5人) 10月:15人 ( 同 :16.0人) 11月:17人★( 同 :15.5人) 12月:14人 ( 同 :16.0人) ※上記平均値は閏年も考慮
平均値からの乖離は左程見受けられなかった。
■生まれ月の奇数偶数別 ※奇数標準値…94.8人 ※偶数標準値…93.4人
奇数:98人 偶数:90人
奇数が標準値を上回った。
■月日数(生月と生日の合算を単数変換)
1:18人 (平均値:20.1人) 2:18人 ( 同 :21.1人) 3:31人☆( 同 :21.6人) 4:17人▼( 同 :21.2人) 5:20人 ( 同 :21.6人) 6:19人 ( 同 :20.6人) 7:26人★( 同 :21.1人) 8:17人▼( 同 :20.1人) 9:22人 ( 同 :20.6人)
基本数同様「3」が最大となった。「7」の多さも目立つ。 「8」はここでも最小となった。
■月日数の奇数偶数別 ※奇数標準値…105.1人 ※偶数標準値…83.1人
奇数:117人 偶数: 71人
奇数が偶数を大きく上回った。
■西暦下一桁数 ※平均値:18.8人
0:18人 1:25人☆ 2:25人☆ 3:16人 4:14人▼ 5:18人 6:19人 7:15人 8:23人★ 9:15人
「1」「2」「8」が多く、「4」「7」「9」が少なくなった。
■西暦下一桁数の奇数偶数別 ※奇数標準値…94人 ※偶数標準値…94人 ※「0」はバランス考慮の為、偶数に編入
奇数:89人 偶数:99人
初めて偶数が奇数を上回った。
■全項目の奇数偶数の割合 ※奇数標準値…53.8% 偶数標準値…46.2%
奇数:56.5% 偶数:43.5%
全体として、奇数が標準値を3%弱上回った。
■基本数・日数・年数・月日数の合算(4種平均)
1: 88人 (標準値:86.6人) 2: 75人 ( 同 :87.2人) 3: 97人★( 同 :87.6人) 4: 75人 ( 同 :85.2人) 5: 89人 ( 同 :81.9人) 6: 80人 ( 同 :80.9人) 7:101人☆( 同 :81.4人) 8: 72人▼( 同 :80.4人) 9: 75人 ( 同 :80.9人)
探求・研究の「7」と生産・止揚(しよう)の「3」が頻出した。 組織・管理の「8」は最小となった。 他「2」「4」「9」も標準値より大幅に少なくなった。
【検証結果まとめ】 ■基本数では「3」、日数では「1」、年数では「7」「5」、月日数では「3」「7」、西暦下一桁数では「1」「2」が多く出現した。
■4種平均では「7」と「3」の出現頻度が極めて多かった。物理学において世界的な発見に至るには「7」の探求力と「3」の生産性や知性が重要という事か。
■その一方で基本数では2位となったものの、日数・年数・月日数、更に4種平均においては「8」が最小をマークした。物質や法則性を象意に持つ「8」としては意外な結果となった。
■有意性に関しては、残念ながら有意差5%(<0.05)の条件は満たさなかった。
■ちなみに日本の歴代受賞者7名の内、基本数「5」は5名である(湯川秀樹・朝永振一郎・江崎玲於奈・南部陽一郎・益川敏英)。日本人が物理学において世界的な発見をするには、「5」の持つ改革精神や常識を打ち破る思想が必要なのだろうか。
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