日本の歴代首相の数秘術検証
この検証結果を公表するにあたり、以下にその注意点を記す。
今回は生年月日データのみ参照している。何故ならば氏名データの場合、検証の統一性を果たす為ラテンアルファベットへの変換が必要になるが、綴り方が複数あるケースも存在し統一性の担保が難しい為である。
また今回の検証では如何せん調査母数が少ない為、あくまで参考程度の検証となる。
今回算出したのは、基本数・日数・年数・発生月・月日数・西暦下一桁数の計6種類と各項目の奇数偶数比、更に基本数・日数・年数・月日数の合算値(4種平均値)。
月数で無く生まれ月(1〜12月)を採用している理由は、月数(1〜9)だと1〜3のみ過頻出となり統計上のバランスが乱れるからである。
【日本の歴代首相の数秘術検証】 歴代首相(伊藤博文〜菅直人)、計61名を検証
【データ解析】 ※下記表中記号…☆:最大 ★:次点 ▼:最小
■基本数(生年月日の単数変換) ※平均値…6.78人
1: 5人 2: 7人 3: 5人 4:12人☆ 5: 8人 6:10人★ 7: 5人 8: 6人 9: 3人▼
安定の「4」と責任の「6」が頻出した。 自然の「9」は最小となった。
■基本数の奇数偶数別 ※奇数標準値…33.9人 ※偶数標準値…27.1人
奇数:26人 偶数:35人
上記「4」と「6」の影響もあって、偶数が奇数を大きく上回った。
■日数(生日を単数変換・計算上1〜4が多くなるので注意)
1(1・10・19・28日):6人(平均値:8.0人) 2(2・11・20・29日):8人( 同 :7.9人) 3(3・12・21・30日):8人( 同 :7.9人) 4(4・13・22・31日):8人( 同 :7.2人) 5(5・14・23日) :7人( 同 :6.0人) 6(6・15・24日) :5人( 同 :6.0人) 7(7・16・25日) :8人( 同 :6.0人) 8(8・17・26日) :5人( 同 :6.0人) 9(9・18・27日) :6人( 同 :6.0人) ※上記平均値は閏年も考慮
ほぼ平均化している為、マークは付けず。
■日数の奇数偶数別 ※奇数標準値…33.9人 ※偶数標準値…27.1人
奇数:35人 偶数:26人
こちらもほぼ平均値となった。
■年数(生年を単数変換) ※平均値…6.78人
1: 7人 2:11人☆ 3: 8人★ 4: 5人 5: 7人 6: 8人★ 7: 7人 8: 4人▼ 9: 4人▼
調和・協力の「2」が最大となった。 基本数同様にこちらも「9」が最小。
■年数の奇数偶数別 ※奇数標準値…33.9人 ※偶数標準値…27.1人
奇数:33人 偶数:28人
ほぼ平均値となった。
■生まれ月
1月: 9人★(平均値:5.2人) 2月: 6人 ( 同 :4.7人) 3月:11人☆( 同 :5.2人) 4月: 1人▼( 同 :5.0人) 5月: 3人 ( 同 :5.2人) 6月: 3人 ( 同 :5.0人) 7月: 6人 ( 同 :5.2人) 8月: 2人 ( 同 :5.2人) 9月: 6人 ( 同 :5.0人) 10月: 5人 ( 同 :5.2人) 11月: 5人 ( 同 :5.0人) 12月: 4人 ( 同 :5.2人) ※上記平均値は閏年も考慮
「3月」と「1月」が顕著に出現している。 一方「4月」「8月」は非常に少なくなった。
■生まれ月の奇数偶数別 ※奇数標準値…30.7人 ※偶数標準値…30.3人
奇数:40人 偶数:21人
奇数が偶数を大きく上回った。「3月」と「1月」の影響。
■月日数(生月と生日の合算を単数変換)
1: 7人 (平均値:6.5人) 2: 6人 ( 同 :6.9人) 3: 6人 ( 同 :7.0人) 4: 5人 ( 同 :6.9人) 5: 9人★( 同 :7.0人) 6:10人☆( 同 :6.7人) 7: 4人▼( 同 :6.9人) 8: 9人★( 同 :6.5人) 9: 5人 ( 同 :6.7人)
「6」が最大だが、左程乖離はしていない。
■月日数の奇数偶数別 ※奇数標準値…34.1人 ※偶数標準値…26.9人
奇数:31人 偶数:30人
偶数が奇数を上回った。
■西暦下一桁数 ※平均値:6.1人
0: 8人 1: 6人 2: 5人 3: 1人▼ 4: 7人 5: 5人 6: 6人 7: 9人★ 8:11人☆ 9: 3人
組織・野心の「8」が最大。楽観の「3」が最小。 「9」は2番目に少ない。
■西暦下一桁数の奇数偶数別 ※奇数標準値…30.5人 ※偶数標準値…30.5人 ※「0」はバランス考慮の為、偶数に編入
奇数:24人 偶数:37人
偶数が大きく上回った。
■全項目の奇数偶数の割合 ※奇数標準値…53.8% 偶数標準値…46.2%
奇数:51.6% 偶数:48.4%
若干偶数が上回った。
■基本数・日数・年数・月日数の合算(4種平均)
1:25人 (標準値:28.1人) 2:32人★( 同 :28.3人) 3:27人 ( 同 :28.4人) 4:30人 ( 同 :27.6人) 5:31人 ( 同 :26.6人) 6:33人☆( 同 :26.3人) 7:24人 ( 同 :26.4人) 8:24人 ( 同 :26.1人) 9:18人▼( 同 :26.3人)
偶数の「6」と「2」が頻出した。 基本数・年数で最小の「9」がここでも最小となった。
【検証結果まとめ】 ■基本数では「4」と「6」、年数では「2」、生まれ月では「3月」と「1月」、月日数では「6」「5」「8」、西暦下一桁数では「8」「7」が多く出現した。
■4種平均では「6」と「2」が頻出した。どちらも調和の象意を持つ数字である。つまり首相はグループ内の調和役たる人物が相応しいという事か。
■一方、基本数では「9」、年数では「8」「9」、生まれ月では「4月」、月日数では「7」、西暦下一桁数では「3」が最小となった。
■4種平均では「9」が他を引き離して最小をマークした。自然・天然・茫洋な「9」は首相職に就くのは中々に難しいらしい。
■「4月」生まれの首相は加藤友三郎のみであり、西暦下一桁数「3」の首相は鳩山一郎のみである。
■基本数「9」の首相は若槻禮次郎・斎藤実・細川護熙の3名である。3名とも政治姿勢がリベラルという共通点を持っている。
■有意性に関しては、生まれ月と西暦下一桁数がかなり偏った出現具合となっている。しかしながら有意差5%(<0.05)の条件は満たさなかった。
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