Home

ProfileInformationColumnNumerology

TarotWorksBooksBBS

OtherContactLinkReading

 

Books


 

カバラ数運占術カバラ数運占術―かんたん、確実、驚異の的中

カバラ数運占術―かんたん、確実、驚異の的中
浅野 八郎

竹内書店新社 1999-12
売り上げランキング : 535843

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 

 カバラ数運占術―かんたん、確実、驚異の的中

 (浅野 八郎著/竹内書店新社刊/1999)

 

2008.6.2 レビュー

 

心理研究家であり、日本占術協会会長でもある浅野八郎氏。

占いに携わる人であれば知らない人はいないのではないだろうか。

手相や人相、西洋占星術等様々な占術を研究されている浅野氏だが、本著の『カバラ数秘術』も氏を代表する研究占術となっている。

 

浅野氏の著作本は初心者にわかりやすい文章構成で成り立っている事が多いが、本著も

そのケースに当てはまり、わかりやすい数秘術の解説を行っている。

 

『カバラ思想』を前面に押し出した構成は、さらっとしながらも深遠なる歴史の深みに我々を誘ってくれる。

『運命数』の解説文は例えて言うなら、「幕の内弁当」。

その数字のイメージ背景や性格、恋愛・結婚、仕事、適職、金運、数字別相性や同じ運命数の有名人紹介に至るまで、その解説は実に多岐に渡り、しかもわかりやすい。

 

また人生の大きな流れを読み取る事の出来る『ピラミッドリズム』、その一年に何が起こるのかを詳しく読み取る『社会年運数』と『個人年運数』も紹介している。

特に『社会年運数』ではその数字ごとに歴史上の出来事と照らし合わせる事で、歴史はある種のリズムに沿って紡(つむ)がれている事がわかるであろう。

 

そして生年月日内の数字における頻出度合いで鑑定する『カバラホロスコープ』、この方法を用いる事で、その人間の可能性や特性等を事細(こま)かに診断する事が可能なのである。

 

最後には、『カバラ数秘術』の実践法について紙幅を割いており、その日やその月の運勢や個別相性診断、更に『カバラ流開運術』でもって本来は深遠なる『カバラ思想』を実生活に応用できる位に噛み砕いて解説している。

 

数秘術学習を行っている中級者以上の人々にとっては、内容が割と浅く感じられるかも知れない。

しかし数秘術初心者の人々にとっては、本著は非常に優れた入門本であると私は思う。

 

上へ上へ戻る     前へBooksへ 戻る


Home

Profile     Information     Column     Numerology

Tarot     Works     Books     BBS

Other     Contact     Link     Reading